高校の体育祭で団長をやった思い出

高校一年生のときから体育祭で団長をやりたいと思っていた私は三年生になったとき迷わず団長に立候補しました。理由はかっこいいから(モテそうだから)です。
大人数を仕切ることは中学のときに生徒会長をやっていたこともあって正直自信はありました。しかし、約120人の団員たちの心を1つにすることはなかなかうまくいきませんでした。それを象徴していたのがとあるダンス練習のときです。私が通っていた高校では、各団が5分ほどのダンスを披露する種目があり、間違いなくそれが体育祭のメイン種目でした。そのダンス練習で体系移動の練習をしていた時なんですがなんせ大人数が一気に移動するためになかなかシミュレーション通りにはいかず、しまいには2時間も体系移動の練習に費やしてしまいました。体系移動は基本的に歩くだけですから、当然団員たちは楽しくなく、ちらほらと「まだこの練習やるの?」、「もう飽きたよ・・」などという不平不満を耳にしました。そして私が今でも鮮明に覚えているのは練習後、とある後輩の団員がTwitterで「あの団はつまんない、他の団に行きたいなぁ」と何気ないツイートをしているのを目撃してしまい、その瞬間心が完全に折れました。悔しさと情けなさでその日の夜は眠れなかったことをよく覚えています。しかし、団長の私がくよくよしていてはダメだと心を入れ替え、また3年生のみんなにも呼びかけてこれ以上後輩の前で恥ずかしい姿を見せないように朝早く3年生だけ集まってダンス練習をする日々を繰り返しました。
そして本番当日、ダンスで賞こそは逃したものの、ダンスをやりきった達成感で私の団員の目にはちらほらと涙が浮かんでいました。団長の私としてはあれ以上の喜びはありませんでした。体育祭の団長を通して、うまくいかないこと、自分一人では何もできないことがたくさんありましたが、団員の協力、特に3年生のみんなの協力あって、無事体育祭は大成功に終わりました。苦い思い出、嬉しい思い出、感動した思い出全てひっくるめて今でも最高の思い出となっています。ドモホルンリンクルが気になる。